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下町ロケット 所詮大企業じゃねえか 偉そうにするな [テレビ]

先ほど下町ロケットの放送を見た。

テレビを見ている製造業以外の

視聴者は多分誤解してるだろうし、

原作者もわかっていない。

根本的に間違っているのは、

大企業は精度の高い部品など

創れない。

そもそもそんな気持ちがない。

日本には世界一精度がいい部品を

作れる町工場がある。

東京なら大田区、大阪なら東大阪市に

部品の下請け工場は集積している。

さらに、精密な部品は機械では作れない。

手作業で作る。これも常識。

精密な部品の検査は機械で出来るが、

機械ではミクロン単位の精度は出ない。

さらに、金属は温度変化により伸び縮みが

あるので精密部品はクリーンルームで製造する。

半導体のリードフレーム(細い脚のような金属)の

金型を製造する50人程の工場では15年前から

クリーンルームを設置している。

大企業は利益を追求しなければならないのだから、

精度を出すという時間がかかって利益がでない

ものは下請けに任せる。

それだけ日本の町工場のレベルは高いし、

大企業はその技術に依存してきた。

だから、いくら最新鋭の機械を導入した

所で中国に製造させれば粗悪な製品しか

できないのは当然である。


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